コラム
洗面化粧台横の壁にキッチンパネルを貼るリフォームがおすすめ！
こんにちは。
地元豊橋、豊川で増改築リフォーム専門店を営んでいるありがとうの家です。
これから洗面化粧台のリフォームを検討しているのであれば、壁にキッチンパネルを貼るリフォームをしてみるのはどうでしょう。この記事では、キッチンパネルとはどういうものなのか、どんなメリットがあるのかをご紹介していきます！
洗面化粧台の壁にキッチンパネルを貼るメリット
では、早速洗面化粧台の壁にキッチンパネルを貼るメリットをご紹介していきます。キッチンパネルとは、その名の通りキッチンの壁に貼るツルツルした素材のことです。これを洗面化粧台の壁に貼るとどんないいことがあるのでしょう。
掃除が簡単
キッチンパネルはとにかく掃除が楽です。洗面化粧台の壁にはクロスが使われますが、こちらは耐水性があるため、水を使って汚れを落とそうとしてもなかなか取れません。
しかし、キッチンパネルは表面がツルツルしているためそもそも汚れがつきづらいというメリットがあります。それに、水拭きもできるためお手入れがとても簡単なのです。クロスだと水を吸い込んでしまっているのではないかと疑問に思うことがあるかもしれませんが、キッチンパネルならその心配は無用です。
「洗面化粧台付近ではあまり汚れなんてないのでは？」と思うかもしれませんが、クロスを使って何年も過ごしていると結構汚れが目立ってきて、なかなか取れません。水や石鹸、化粧水、歯磨きをしてうがいした後のしぶきなどなど、意外と汚れは壁にも飛んでいるのです。
キッチンパネルはもともとキッチンで使う油などの汚れが取れやすいように作られているもので、汚れに強いため掃除は楽々で、常にキレイな壁になります。もし洗面化粧台のクロスが汚れてしまっているならば、次はキッチンパネルにリフォームするのも良いでしょう。
費用が安い
洗面化粧台の壁をキッチンパネルにする際の初期費用は、約1～2万円程度です。もちろんハウスメーカーやリフォーム業者、使用するパネルの種類などによって異なるので一概には言えませんが、目安としては安い方ではないでしょうか。
特に、メラミン化粧板と呼ばれる一般的なキッチンパネルならそこまで値は張りません。リフォームというとかなりまとまった金額が必要なのではと思う方もいますが、これならそこまで気張らずリフォームに踏み切れるのではないでしょうか。
また、メンテナンス費用がいらない点もキッチンパネルのメリットですね。実際にキッチンでキッチンパネルを使用している方ならわかると思いますが、汚れても洗剤で簡単にキレイになりますし、特段業者に頼むような傷などはできないはずです。
一方クロスは、湿気などを吸い込むためはがれてくることがあり、メンテナンスが必要になることがあります。壁が汚れてそのまま汚れが落ちなくなってしまったら、張り替えることにもなるでしょう。こちらは約3～5万円ほどしますし、20年もすればかなり汚れてしまうため、費用面から見てもキッチンパネルの方に分があると言えるでしょう。
カビないので衛生的
キッチンパネルは、クロスと違ってカビないためとても衛生的に使うことができます。洗面化粧台の壁にクロスを使っていると、特にタオル掛けの周りはカビが発生しやすくなるため、気づいたら汚れに混じってカビが生えていたなんてことも…。毎日使う場所なので、たとえカビや汚れがあっても住んでいる人は意外と気づけないことはデメリットですね。
タオルは水気を含みますから、その湿気がカビを発生させてしまいます。そして清潔にした手や顔をそのカビ近くにあるタオルで拭いていると思うと、人間の身体にもあまりよろしくないことがわかりますよね。クロスは耐水性が低いことから、一度カビが生えたら張り替えない限りカビはほぼ取れません。だから掃除が大変だと思ってしまうのです。こまめに掃除をしていればいいかもしれませんが、それはそれでまた大変ですよね。
キッチンパネルにカビが生えない理由は、耐水性に優れており、継ぎ目がないからです。クロスと違って一枚の板を貼るため、その継ぎ目からカビが発生することがありません。最近は衛生面に気を遣わなくてはいけないシチュエーションも多々ありますから、家の中の清潔度も上げておく必要があるでしょう。
まとめ
洗面化粧台の壁は一般的にはクロスですが、ここをあえてキッチンパネルにリフォームしてみると、多くのメリットがあることがわかりましたね。キッチンパネルには高い耐水性があることから、汚れがつきにくく落としやすい、そしてカビも生えにくいという特徴があります。掃除がしやすい上に清潔に使えて費用も約1～2万円程度で済むなら、クロスを新しく張り替えるよりもコスパはかなり良いのではないでしょうか。
（株）ありがとうの家 代表 塩川昌志（二級建築士）
